意外と多いアスリートの腰痛!
アスリートの腰痛の主な原因は、酷使とカラダの間違った使い方です。
しかし原因不明の腰痛85%、その対策やストレッチ、バランス維持に活用できます。
超簡単!腰痛を改善の歩き方
腰痛はツラいですよね。これが一生続くと思うだけで、ぞっとします。
私も以前は、腰痛に悩まされていました。ギックリ腰も何度か経験しています。
しかしもう大丈夫。歩き方を変えたら、不思議と腰痛がなくなっていたのです。
その歩き方は、歩幅を20cmだけ広げました。これだけ!無理なら5cmからでOKです。
プラス20cmで腰痛が改善するワケ
年齢とともに狭くなる歩幅
お年寄りと若い人の歩き方の一番の違いは「歩幅」です。
世代 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
30歳代 | 71~74cm | 59~60cm |
40歳代 | 71~72cm | 59~60cm |
50歳代 | 66~69cm | 56~58cm |
60歳代 | 61~64cm | 53~54cm |
70歳代 | 54~58cm | 47~49cm |
20cmの目安は、シューズ1足分より少し小さい感じです。
理想の歩幅の目安としては、身長の45~50%とされます。例えば、身長170cmだとすると76.5cm、身長160cmであれば72cmを目安にするといいでしょう。
横断歩道を目安にするといいでしょう。
横断歩道の白い部分は45cmです。その間隔も45cmです。
- 足腰の筋力低下
- →歩幅が狭くなる
- →股関節やひざ関節の可動域が狭くなる
- →骨盤が前にせり出す
- →背中が丸くなる
- →脳や内臓への酸素量が減少
- 足腰の筋力が発達
- →歩幅が広い
- →股関節やひざ関節の可動域が広い
- →骨盤が正常な位置に安定
- →背筋が伸びる
- →内臓や脳に充分な酸素
逆説的に言えば、歩幅を広くすると、若々しい歩き方になるということです。
その根本原因は「筋力低下」です。お年寄りの歩き方は、筋力低下「負」のスパイラルです。
なぜ病院に行っても腰痛は治らないのか?
病院で診断される腰痛症のうち、85%が原因不明って知っていましたか?
画像検査では9割近くが原因を特定できません。患者が「腰が痛い」というと腰痛症となります。ギックリ腰の場合「急性腰痛」または「腰椎捻挫」と診断されます。
治療法は、けん引、痛み止め薬、コルセット、ブロック注射、電気治療、運動療法、ブロック注射、手術などです。
しかし根本的な解決策ではないですよね。
20cmプラスの歩き方で得られるもの
実は歩幅を20cmプラスしただけで、多くの問題が解決できるのです。20cmができない方は、5cmからチャレンジしてください。たぶん5~10年前の歩幅です。
- 腰痛やひざ痛の緩和
- 足腰の筋力のアップ
- 足裏の正しい重心移動
- 足首の可動域の拡大と捻挫の減少
- ふくらはぎ筋の筋力と伸張性アップ
- ひざ関節の可動域の拡大と正しい動き
- 大腿四頭筋の筋力と伸張性アップ
- ハムストリングスの筋力と伸張性アップ
- 股関節の可動域の拡大と重心乗せ
- 腸腰筋と腹筋の筋力アップ
- 背筋の活性化
- 正しい姿勢の維持
- 脳機能の活性化(酸素供給量増加)
- 内臓機能の活性化(酸素供給量増加)
これらは、10cm歩幅をプラスしただけで、すべて勝手に自然に身につくことです。できたら下腹を少し凹ませると、効果が高まります。
最高の整骨と健康法は歩き方です。いい例が動物です。動物は歩くことで骨格や筋肉の調整を行います。すべては歩くことから始まるのです。
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎椎体圧迫骨折、感染症脊椎炎などと診断された場合は、この歩き方はしないでください。症状が悪化させることになります。
ウォーキングでは、気づかぬうちに多くの汗をかいていますので、継続するには正しい補水方法が必要です。
脱水症状を悪化させる水、予防する水
歩き方の習慣化
毎回、歩くときに意識するのは難しいです。持続性が低いですよね。しかし安心して下さい。3週間続けると、習慣化されます。
太ももの内側(内転筋)が即座に反応します。筋肉痛になるかもしれません。もしかしたら股関節に痛みの感じるかもしれません。それは使っていなかったものが、急に動き出したから起こる現象です。ほぼ1週間で体は慣れてきます。
気づくと、腰痛が緩和している人もいるでしょう。人によってはひざ関節や足首に痛みを感じるかもしれません。関節は筋肉よりも順応サイクルが長いですから、炎症している恐れがあります。歩幅を制限しましょう。
普段の座り姿勢も変わっていませんか?背筋が伸びで、呼吸も楽になっています。すると脳や視界も明るくなっていることと思います。3週間が過ぎると、ほぼ習慣化していることでしょう。後はあまり意識しなくても、大股歩きになっているはずです。周りの反応が面白いです。