筋肉と筋膜のヌルヌルした関係をご存じですか?
その関係がドライになると、同じ運動をしても、筋肉ダメージ大です。
乾燥した状態で伸縮を繰り返すと、もう摩擦でボロボロ。筋膜と筋繊維は互いに傷つけ合います。どっかで聞いた話かも、、、
そんな摩擦で摩耗した筋膜の修復を早め、ドライな筋繊維と筋膜の関係に潤いを与える成分が「1型コラーゲン」です。
そのエビデンスと効果的な摂取方法の紹介記事です。
肉離れリスクと筋膜
筋膜の存在は、なかなか気づきませんよね。しかし筋肉のスムーズな動きには、重要な役割をしています。
ちょっと難しい話ですが、筋肉は3層構造です。最小は筋繊維、それが数10から数100集まったて筋束、さらに束になって筋組織です。
そのすべてを保護している膜が「筋膜」です。

こんな感じです。電線のビニールの皮?カバー?と似てますね。ウインナーの皮とか、パンストのイメージにも似てます。
なんとその筋膜がなければ、筋繊維がバラバラになり、筋肉の形が維持できません。
若い筋膜はハリがある
理想的な筋膜は、引っ張っても柔軟に伸び、元に戻る復元力があり、丈夫で破れない。水分量が多く、筋繊維との摩擦が少ない状態です。
20代から枯れる筋膜
その最高のパフォーマンスは、20歳手前でピークを迎えます。これは1型コラーゲンの代謝量が低下するタイミングです。

筋膜コンディションの鍵
ということで、筋膜のコンディションをよくすれば、筋肉との摩擦が少なくなり、筋繊維の損傷が減少。
その筋膜の成分は、コンディションの鍵となる「1型コラーゲン」です。なぜなら、この成分の役割は「柔軟性」「強靭性」「水分保水性」で、筋膜の特徴そのものです。
Ⅰ型コラーゲンを食す!
筋膜や筋繊維は、毎日少しずつ入れ替わります。これを広い意味の「代謝」です。新しい細胞が作られ、古い細胞が分解されるのです。
筋膜の代謝は、20歳手前ぐらいがピークです。代謝スピードが遅くなると、筋膜内の1型コラーゲン率が減少し、本来の機能が失われます。
しかし1型コラーゲンを食べると、体内の代謝量が増加することが分かっています。

筋損傷が減少!
ある大学の実験では、1型コラーゲンを食すことで、筋損傷が減ったことが報告されています。また損傷の修復が早やまることも常識となっています。

摂取量とタイミング
残念ですが、食事はお勧めできません。それはコラーゲンを多く含む食材は、脂肪量が多いからです。ちなみに豚足、、、、。しいて言えば、魚類系ですね。煮凝りや魚のプルプル部分に多く含まれます。
おすすめはサプリメントです。いずれの商品もコラーゲン成分には、大きな違いはありません。魚類系か動物系ですね。一時期、植物系はアミノ酸配列が似て非なるものです。
選び方
選ぶポイントは、おいしくて食べやすいかどうか?ですかね。
毎日のものですから。成分としてビタミンCは必須です。最低100mg以上、多いほどコラーゲンが活性します。V.Cは取りすぎることの副症状はありません。あとはお好みですね。
必要な量
1日2~5gが適量です。食事である程度とれているので、補助的にお考え下さい。
怪我をしているときは、大量性消費するので、多くとってもOKです。最大量は10~20gまでが、おおよその許容とされています。
タイミング
食べるタイミングは、優先順位1:入眠1時間前、2:運動前、3:運動後です。その理由は、別の記事でご紹介します。

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筋膜リリースは有効か?

有効です。しかしやり方が間違っている人が多いようです。
痛きもちいい~、がいいですよね。でもアウトです。
筋肉や筋膜は、押せば跳ね返る性質があります。強く押せば押すほど、反発が大きくなります。反抗期の子供みたいですね。
筋膜をリラックスさせようとして、反対に硬くさせている人が多いのです。
詳しくは、別のページでご紹介させていただきます。
まとめ
- 筋膜コンディションが低下すると、肉離れリスクが高まる
- 筋膜は20歳ぐらいをピークに、コンディションが低下しやすくなる
- 1型コラーゲンを食べると、コンディション低下が抑えられる傾向
- 筋膜コンディションを改善すると肉離れリスクは低下する
